令和5年度

1. 令和5年度奨学金贈呈式と第1回奨学生交流会

 令和5年度奨学金贈呈式と第1回奨学生交流会が、令和5年6月10日に、東京都千代田区永田町の「ザ・キャピトルホテル東急」で行われました。
 コロナウィルス感染拡大予防のため2部制が続いていた交流会は、4年ぶりに全員が一同に会して開催され、奨学生は新規に22名が加わり、継続奨学生と併せ計100名となりました。


新規採用奨学生と、財団役員、評議員、選考委員等を囲んで

 

2. 第2回奨学生交流会――北海道研修旅行――

 第2回奨学生交流会は、10月4日~6日に、2泊3日の日程で北海道への研修旅行でした。参加者は、奨学生97名のほか、役員、評議員、選考委員、事務局を含め計115名の大旅行となりました。

 1日目は、全国各地から空路を利用して、新千歳空港に集結。貸し切りバス6台に分乗して、北海道大学を訪問。クラーク会館にて、100年以上の歴史を誇る応援団の力強い演舞を鑑賞した後、同大低温科学研究所の三寺史夫先生と西岡純先生による流氷とオホーツク海に関する講演を拝聴。当日は「定山渓ビューホテル」泊。夕食懇親会。

 2日目は、大雨となったため急遽訪問地を変更し、激しい雨の中、サイロ展望台へ移動。洞爺湖ビジターセンター・火山科学館やその周辺の火口散策路を見学。昼食の後、昭和新山熊牧場と北海道洞爺湖サミット記念館を見学。当日は「ザ・ウィンザーホテル洞爺」泊。夕食懇親会。

 3日目は、ウポポイ(民族共生象徴空間)へ。日差しが戻り、広い園内の各施設を見学しました。ホテルグランテラス千歳にて昼食と解散式を行い、新千歳空港からそれぞれ帰路につきました。


 

 

3. 令和5年度研究助成金・研究者育成プログラム奨学金贈呈式と
  第3回奨学生交流会

 令和5年度研究助成金・研究者育成プログラム奨学金贈呈式と第3回奨学生交流会が、令和5年12月10日に、東京都千代田区永田町の「ザ・キャピトルホテル東急」で行われました。
 研究助成事業は、対象をこれまでのアジアからの留学終了者に加え日本人研究者にも拡げてから初めての贈呈式となり、55名の研究者の方に助成金が贈られました。
 また、令和5年度より、次世代に向け優秀な人材の育成に資することを目的として、新たに日本人学生を対象とした奨学援助事業「ヒロセ研究者育成プログラム」を創設し、第1期生となる11名が新たに加わりました。


研究助成者と、財団役員、評議員、選考委員を囲んで

 

4. 第4回ヒロセ賞贈呈式

 情報・通信・電気・電子工学関連分野などにおいて顕著な業績のあった国内の研究者への顕彰事業「ヒロセ賞」の贈呈式が、令和6年3月23日、東京都千代田区永田町の「ザ・キャピトルホテル東急」で行われました。第4回ヒロセ賞は、東京工業大学特任教授の小山二三夫先生が受賞されました。
 また、卒業する奨学生を中心に終了式が行われ、別れを惜しみつつ新たな門出を祝いました。

 

令和4年度

1.令和4年度奨学金贈呈式と第1回奨学生交流会

 令和4年度奨学金贈呈式と第1回奨学生交流会が、令和4年7月3日に、東京都千代田区永田町の「ザ・キャピトルホテル東急」で行われました。
 交流会は、新型コロナ感染拡大防止のため2部制とし、奨学生は新規に21名と、入国が遅れていた渡日時奨学生5名が加わり、計114名となりました。

新規採用奨学生と、財団役員、評議員、選考委員等を囲んで

 

2.第2回ヒロセ賞贈呈式

 財団設立25周年を迎えたのを機に、情報・電気・電子工学関連分野などにおいて顕著な業績のあった国内の研究者への顕彰事業「ヒロセ賞」を創設しました。
 第2回ヒロセ賞は、東京都市大学総合研究所特任教授の藤田博之先生が受賞され、贈呈式は、令和4年7月3日に東京都千代田区永田町の「ザ・キャピトルホテル東急」で行われました。

 

3.第2回奨学生交流会――長野・富山・金沢研修旅行――

 第2回奨学生交流会は、10月12日~14日に、2泊3日の日程で長野・富山への研修旅行でした。参加者は、奨学生99名のほか、役員、スタッフを含め計106名の大旅行となりました。

 1日目は、全国各地からそれぞれ特急列車や北陸新幹線「あさま」を利用して、長野駅に集結。貸し切りバス4台に分乗して、扇沢駅から黒部ダムへ向かい、大迫力のアーチ式ダムを見学しました。立山黒部アルペンルートを縦断し、室堂からバスにて、夕日に染まる雲海の中を下山。当日は「立山国際ホテル」泊。夕食懇親会。

 2日目は、二班に分かれて、世界遺産の五箇山(菅沼集落)と岩瀬家住宅の合掌造り家屋を見学。その後、金沢まで移動。金沢城公園にて再建された五十間長屋を見学した後、古い町並が残るひがし茶屋街を散策。当日は山代温泉「みやびの宿加賀百万石」泊。夕食懇親会。

 3日目は、越中八尾観光会館のホールにておわら風の盆を鑑賞。曳山展示館にて曳山を見学後、祭会場となる諏訪町本通り周辺を散策。ますのすしミュージアムにて昼食と工場見学。富山駅での解散式の後、それぞれ帰路につきました。

 

4.令和4年度研究助成金贈呈式と第3回奨学生交流会

 令和4年度研究助成金贈呈式と第3回奨学生交流会が、令和4年12月10日に、東京都千代田区永田町の「ザ・キャピトルホテル東急」で行われました。
 交流会は、新型コロナ感染拡大防止のため2部制とし、第9回研究助成の受給者30名に対する研究助成金贈呈式が行われました。


研究助成者と、財団役員、評議員、選考委員を囲んで

 

5.第3回ヒロセ賞贈呈式

 情報・通信・電気・電子工学関連分野などにおいて顕著な業績のあった国内の研究者への顕彰事業「ヒロセ賞」の贈呈式が、令和5年3月11日午後、東京都千代田区永田町の「ザ・キャピトルホテル東急」で行われました。第3回ヒロセ賞は、慶應義塾大学特任教授の大西公平先生が受賞されました。

令和2年度

1.令和2年度奨学金贈呈式と第1回奨学生交流会

令和2年6月13日に予定されていた奨学金贈呈式と第1回交流会は、新型コロナ感染拡大防止のため、開催を中止しました。奨学生は122名になりました。

2.第2回奨学生交流会(研修旅行)

第2回奨学生交流会は、新型コロナ感染拡大防止のため、2つの班に分けて行われました。1班は11月1日~ 3日に青森を、2班は11月13日~15日に伊勢志摩を訪れました。

<第1班 青森県津軽半島方面>

1日目は、東京、仙台、北海道各地から新幹線を利用して、新青森駅に46名が集結。貸し切りバス3台に分乗して陸奥湾に面した青森県観光物産館アスパムにて昼食後、「八甲田丸」を見学。青函トンネル入り口広場に移動し、青函トンネルから出てくるはやぶさ30号を見学。その後、津軽海峡、日本海を一望できる竜飛岬へ。「ホテル竜飛」泊。

2日目は、小雨の中、五所川原市にある太宰治記念館「斜陽館」を見学した後、大迫力の立佞武多の館を見学。津軽ねぷた村にて昼食後、地元ガイドの説明を受けながら紅葉に染まる弘前城を見学。当日は「ホテル青森」泊。

3日目は、バスにて八甲田山へ。ボランティアガイドの説明により幸畑墓苑と八甲田山雪中行軍遭難資料館を見学。錦秋の中をバスは進み、八甲田山ロープウェイへ。山頂公園駅には新雪が薄く積もっていました。青森市内のワラッセにて昼食後、三内丸山遺跡を見学。新青森駅での解散式の後、それぞれ帰路につきました。

<第2班 三重県伊勢志摩方面>

1日目は、東京及び西日本各地から名古屋駅に56名が集結。貸し切りバス3台に分乗して伊勢志摩へ。途中、松阪で昼食。真珠養殖について学べるミキモト真珠島を見学。「海の蝶」泊。

2日目は、晴天に恵まれる中、伊勢神宮内宮を参拝した後、おかげ横丁を散策。伊勢志摩ラインを通って志摩スペイン村へ。屋外施設での自由行動を楽しみました。当日は「宝生苑」泊。

3日目は、徒歩で船着場まで向かい、賢島エスパーニャクルーズに乗船。風光明媚な英虞湾と、養殖真珠の作業を見学。バスで移動後、遊歩道を登って横山展望台へ。鳥羽駅での解散式を行い、名古屋駅からそれぞれ帰路につきました。

3.令和2年度(後期)奨学金贈呈式と第3回奨学生交流会

令和2年度研究助成贈呈式と第3回奨学生交流会が、令和2年12月6日に、東京都千代田区永田町の「ザ・キャピトルホテル東急」で行われました。交流会は、新型コロナ感染拡大防止のため2部制とし、奨学生は5名が秋季卒業、新たに1名が加わり、計118名となりました。

新規採用奨学生、研究助成者、財団役員、評議員、選考委員を囲んで

4.第1回ヒロセ賞贈呈式
財団設立25周年を機に、新たに情報・電気・電子工学関連分野などにおいて顕著な業績のあった国内の研究者への顕彰事業「ヒロセ賞」を創設し、これを契機として、法人名称を「ヒロセ財団」に変更しました。第1回ヒロセ賞は、東京工業大学名誉教授の赤木泰文先生が受賞され、贈呈式は、令和3年3月27日に東京都千代田区永田町の「ザ・キャピトルホテル東急」で行われました。