令和2年度

1.令和2年度奨学金贈呈式と第1回奨学生交流会

令和2年6月13日に予定されていた奨学金贈呈式と第1回交流会は、新型コロナ感染拡大防止のため、開催を中止しました。奨学生は122名になりました。

2.第2回奨学生交流会(研修旅行)

第2回奨学生交流会は、新型コロナ感染拡大防止のため、2つの班に分けて行われました。1班は11月1日~ 3日に青森を、2班は11月13日~15日に伊勢志摩を訪れました。

<第1班 青森県津軽半島方面>

1日目は、東京、仙台、北海道各地から新幹線を利用して、新青森駅に46名が集結。貸し切りバス3台に分乗して陸奥湾に面した青森県観光物産館アスパムにて昼食後、「八甲田丸」を見学。青函トンネル入り口広場に移動し、青函トンネルから出てくるはやぶさ30号を見学。その後、津軽海峡、日本海を一望できる竜飛岬へ。「ホテル竜飛」泊。

2日目は、小雨の中、五所川原市にある太宰治記念館「斜陽館」を見学した後、大迫力の立佞武多の館を見学。津軽ねぷた村にて昼食後、地元ガイドの説明を受けながら紅葉に染まる弘前城を見学。当日は「ホテル青森」泊。

3日目は、バスにて八甲田山へ。ボランティアガイドの説明により幸畑墓苑と八甲田山雪中行軍遭難資料館を見学。錦秋の中をバスは進み、八甲田山ロープウェイへ。山頂公園駅には新雪が薄く積もっていました。青森市内のワラッセにて昼食後、三内丸山遺跡を見学。新青森駅での解散式の後、それぞれ帰路につきました。

<第2班 三重県伊勢志摩方面>

1日目は、東京及び西日本各地から名古屋駅に56名が集結。貸し切りバス3台に分乗して伊勢志摩へ。途中、松阪で昼食。真珠養殖について学べるミキモト真珠島を見学。「海の蝶」泊。

2日目は、晴天に恵まれる中、伊勢神宮内宮を参拝した後、おかげ横丁を散策。伊勢志摩ラインを通って志摩スペイン村へ。屋外施設での自由行動を楽しみました。当日は「宝生苑」泊。

3日目は、徒歩で船着場まで向かい、賢島エスパーニャクルーズに乗船。風光明媚な英虞湾と、養殖真珠の作業を見学。バスで移動後、遊歩道を登って横山展望台へ。鳥羽駅での解散式を行い、名古屋駅からそれぞれ帰路につきました。

3.令和2年度(後期)奨学金贈呈式と第3回奨学生交流会

令和2年度研究助成贈呈式と第3回奨学生交流会が、令和2年12月6日に、東京都千代田区永田町の「ザ・キャピトルホテル東急」で行われました。交流会は、新型コロナ感染拡大防止のため2部制とし、奨学生は5名が秋季卒業、新たに1名が加わり、計118名となりました。

新規採用奨学生、研究助成者、財団役員、評議員、選考委員を囲んで

4.第1回ヒロセ賞贈呈式
財団設立25周年を機に、新たに情報・電気・電子工学関連分野などにおいて顕著な業績のあった国内の研究者への顕彰事業「ヒロセ賞」を創設し、これを契機として、法人名称を「ヒロセ財団」に変更しました。第1回ヒロセ賞は、東京工業大学名誉教授の赤木泰文先生が受賞され、贈呈式は、令和3年3月27日に東京都千代田区永田町の「ザ・キャピトルホテル東急」で行われました。