理事長挨拶

公益財団法人ヒロセ財団
理事長 石井 和徳

 2017年12月の理事会において、中村達朗氏の後を受けて理事長に就任しました石井和徳です。酒井初代理事長及び中村前理事長のご尽力により、当財団の事業が順調に進展していることを大変嬉しく感じるとともに重責も感じております。

 財団の設立趣旨は、アジア諸国からの留学生諸君が、言葉や習慣、気候・風土などの違いを乗り越え、様々な苦労、特に経済面での負担を抱えながらも勉学に励み、優秀な成績をあげ、将来国際社会のリーダーたるべき有為な人材になることを期待し、奨学援助を通じて、諸国間の友好親善と人材の育成にいささかなりとも貢献したいということであります。

 当財団は、この設立趣旨に則り、アジア諸国からの留学生に対する奨学援助事業とともに、留学後引き続き日本の大学や研究機関に留まって研究を続けている人たちに対する研究助成事業を推進しております。

 さらに2020年には、財団設立25周年にあたり新事業として、情報電気電子工学関連分野において顕著な業績を挙げ、今後も研究の展開が期待される国内の研究者に対する顕彰事業「ヒロセ賞」を立ち上げました。

 留学生諸君及び研究助成金受給者におかれては、財団設立者の遺志に思いを馳せ、多くの仲間と知り合い、励ましあいながら、一時も疎かにすることなく勉学に励み、かつ友情を育んでください。そして、皆さんの努力により設立者の恩義に報いる日が来ることを切に願っております。