設立の趣旨・財団20年歩み

_我が国は、戦後50年を経て経済大国となり、国際的な相互依存関係の高まりの中で、我が国が世界、特に、アジアの発展のために貢献すべき大きく叫ばれていた。

_一方、我が国の大学等で学ぶ留学生は、「留学生受け入れ10万人計画」の下、急激な増加を示しており、その数においてアジア地域からの留学生が全体の9割を占めていた。このうち私費留学生は当時の円高とも相俟って経済的に窮迫しており、留学生活上多くの困難を強いられている状況にあった。

_そのような中、ヒロセ電機㈱創業者である廣瀬銈三夫人、廣瀬静江氏から同社株式200万株ほか多額の寄附金の申し出があり、設立代表者酒井秀樹氏(初代理事長)らは、協議の上、同寄付を基本財団として受け入れることにして、「財団法人ヒロセ国際奨学財団」の設立を文部大臣に申請し、1995年(平成7年)1月30日に設立が許可された。

平成7年
(1995年)
1月 財団法人ヒロセ国際奨学財団設立(1月30日文部省許可)
初代理事長に酒井秀樹氏、常任理事に小川進吾氏就任
2月 第1回理事会・第1回評議員会
奨学援助事業の開始(募集人員30名、奨学金月額10万円、支給期間は原則1年間)
7月 財団法人ヒロセ国際奨学財団設立記念会
平成7年度(第1期)奨学生30名を決定
平成7年度奨学金の贈呈式及び第1回奨学生交流会
平成8年
(1996年)
3月 奨学生の交流誌「交流のひろば」第1号刊行、以後毎年1回3月に刊行
10月 特定公益増進法人に認定(文部省)、以後2年ごとに更新
平成11年
(1999年)
4月 年間奨学生数を35名に増員
平成14年
(2002年)
4月 奨学金支給期間を原則2年間に延長
平成17年
(2005年)
8月~10月 創立10周年記念事業として元奨学生交流会(韓国ソウル市、中国北京・上海市、台湾台北市)
11月 創立10周年記念祝賀会、記念交流会
平成18年
(2006年)
4月 年間奨学生数を50名に増員
 9月 初代理事長酒井秀樹氏逝去
11月 2代目理事長に中村達朗氏就任
酒井秀樹理事長を偲ぶ会
平成19年
(2007年)
4月 従来の「一般奨学金」に加え、「酒井秀樹メモリアル・スカラシップ」及び 「渡日時・学部奨学金」を新設
年間奨学生数を合計60名に増員
9月 「博士論文奨学金」を新設
奨学生数を100名に増員、追加募集の実施
支給期間の延長(最長4年間又は5年間)
平成20年
(2008年)
4月 年間奨学生数を合計120名に増員
8月・9月 渡日時・学部奨学生の候補者等との面談のため、有山選考委員長等が中国を訪問
平成21年
(2009年)
2月 渡日時・学部奨学の候補者等との面談のため、小川常務理事が韓国を訪問
4月 年間奨学生数を合計122名に増員
平成22年
(2010年)
4月
12月
年間奨学生数を合計125名に増員
創立15周年記念事業として、姜 尚中東京大学大学院教授の講演「アジア留学生の役割」を実施
平成23年
(2011年)
4月 「特別優秀奨学金」を新設。年間奨学生数を合計135名に増員
6月 「災害特別奨学金」を新設。年間奨学生数を140名に増員
12月 東日本大震災に伴い環境大臣細野豪志氏の講演「原発事故の収束に向けて」を実施
平成24年
(2012年)
4月 内閣総理大臣より公益財団法人の認定を受け、移行登記(平成24年1月1日)
「博士論文奨学金」及び「被害特別奨学金」を「一般奨学金」に統合
平成25年
(2013年)
4月 「一般奨学生」、「酒井メモリアル・スカラシップ」、「渡日時・学部奨学金」及び「特別優秀奨学金」の4プログラムで年間奨学金奨学生数140を維持・継続
平成26年
(2014年)
9月 渡日時・学部奨学生の候補者についてのフィージビリティー・スタディのため、小川常務理事がベトナムを訪問
10月 渡日時・学部奨学生の候補者等との面談のため、有山選考委員長等がベトナムを訪問
12月 創立20周年記念事業として、式典、コンサート、建築家安藤忠雄の講演「アジアの時代」及びOB・OGを招待しての交流会を実施
平成27年
(2015年)
1月 「留学終了後我が国の大学等の研究職に留まり研究を継続しているものに対する研究助成」事業新設(定款一部変更)